秋田のスギ8本で実験した結果、
新月期に伐採したものと、満月期に伐採したもので
お椀を作って比較した結果、差があることが分かりました。
また、伐採したあとに、枝葉をつけたまま放置したものと、
枝葉を取り除いて放置したものでも違いがでました。
伐採1年後、10個のお椀を作り、その割れを比較すると、
(1)新月伐採で枝葉付きは割れなし。
(2)満月伐採で枝葉付きは、時間の経過にともなって微細な割れ発生。
(3)新月伐採で枝葉なしは、割れが中程度発生。
(4)満月伐採で枝葉なしは割れが大発生。
実際に月のリズムを使った伐採の方法は、
北海道、秋田県、神奈川県、静岡県、京都府で進んでいます。
これまでの実験から、冬季の新月期伐採は
カビ、虫食い、割れの少ない木材を得るために有効であることがわかりました。
そして冬季の新月期伐採に加え、適当な期間、
枝葉を残して養生すればいっそう効果的なことも分かりました。
これまでの実験では、月のリズムに合わせて伐採した材木を使うと、
カビや割れ対策に関してはパーフェクトといってよい結果も得られているそうです。
月のリズムは林業にも有効だということが分かってきましたが、
月のリズムと仕事の合わせ方など、段取りをしっかり立てていくことから
始めなくてはなりません。
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